医院ブログ

2025.06.10更新

膵臓内に出来る将来的に癌化する可能のある膵疾患の一つです。

ほぼ、無症状でゆっくり進行する病気ですが、見つかるタイミングは外来での腹部超音波検査時に①主膵管拡張もしくは②膵のう胞から見つかります。

主膵管拡張が認められ、膵のう胞を認め、MRI等の精密検査でIPMNの診断となり、厳重な外来経過観察が必要となります。

ハイリスクとして

①主膵管が10㎜以上

②造影される充実成分

③黄疸など

ですが、外来でいかに膵疾患を熟知し、IPMNの可能性があるかないかを認識している医師の元で初めて初期診断となります。

つまり、わずかな変化でもMRI検査をしましょうと提案してくれるドクターから早期発見となります。

一般的に膵癌発生率は0.01%ですが、IPMNの膵癌合併率は4.4%と0.01%比べかなり高い数字となります。

見つけにくいと言われている膵臓がんですが、外来での超音波検査に熟知し慣れたドクターの元で検査を受けましょう。

当院はIPMNの疑いがある患者さんは国立がんセンター中央病院と連携し、速やかに紹介する医療連携を結んでおります。また。MRI検査も近隣の調布画像診断クリニックへ紹介し高度なMRI機器での検査が可能です。

ご心配な患者様は院長外来までお願いいたします。

当日、腹部超音波検査を希望される場合は、空腹でご来院下さい。 午前中の超音波検査ではあれば予約の必要はありません。朝食を食べずにご来院していただければその場で院長が超音波検査を行います。

投稿者: 狛江外科胃腸科医院

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